こんにちは!わらランです。
ランニングをはじめて6年、これまで多くのマラソン大会や駅伝大会に参加してきました。
初大会に出るまで、マラソン大会というと目標タイム達成に向けて必死に走るだけのイベントというイメージでしたが、今はマラソン大会もファンランのひとつだと思っています。
実際、走っている最中は苦しくて辛いと感じる事ばかりです。
でも、どの大会でも終わってみると必ず「楽しかった~♪」という気持ちになります。
そう感じるのは、もちろんスタッフや沿道の方々からの温かい声援のおかげでもあります。
しかし、一番の理由は苦しかった時間と完走した達成感を多くのランナーと共有できる事だと思います。
マラソン大会は自分との闘いですが、同じ様に自身と闘かった多くのランナー達と色々な感情を共有できた事で、終わってみると「楽しかった」と感じるのだと思います。
日々のランニングは四季折々の風景を見て感じて、心とカラダを整えるためのファンランですが、マラソン大会に参加する事は純粋に「楽しい」という意味のファンランです。
という事で、今回はその中から特に印象深かった大会をいくつかご紹介いたします。
青梅マラソン

青梅マラソンはとても歴史の長い大会で今年(2020年)54回大会目となりました。
30kmの部と10kmの部があり、これまで30kmの部で4回ほど参加させて頂きました。
大会としての人気も高いうえに、先着順で参加が決まるため、エントリー開始日は毎回パソコンに張り付き必死にEnterキーをクリックします。
この大会が好印象な主な理由は以下3つです。
コースが好み。
青梅市街地をスタートし、奥多摩方向に緩やかな上りを15㎞行った所で折り返してくるのですが、全体的に緩やかなアップダウンを繰り返す起伏のあるコースです。
平坦なコースより起伏のあるコースの方が得意な私にはとても走り易いコースです。

Qちゃんとハイタッチ!
この大会の一番の楽しみはコース後半のQちゃん(高橋尚子さん)とのハイタッチです。 毎回、疲れが出始めた20㎞過ぎ辺りでハイタッチして頂けるのですが、不思議とハイタッチするともう一度ペースを上げる事が出来ます。残念な事に今年は新型コロナの影響でハイタッチはありませんでしたが、もしあれば2~3分は短縮出来ていたんじゃないかなぁ…。 Qちゃん以外に毎年色々な著名人がスペシャルスターターとしてランナーを応援してくれます。今年(2020年)は元サッカー女子日本代表の澤穂希さんでした。


Tシャツのセンスがイイ。
たいていの参加賞Tシャツは大会名が協調されたデザインですが、青梅マラソンの物はバランス良く配置されたデザインになっています。 ほとんどの参加賞Tシャツは使わずにタンスの奥にしまったままですが、青梅マラソンTだけは練習着としてよく使います。 このTシャツを着ているランナーとすれ違う事が多いので、同じ様に思っている方が多いのかもしれませんね。

湘南藤沢市民マラソン
この大会の一番魅力的のポイントは何と言ってもコースのロケーション。
江の島からスタートして海岸沿いの国道134号線を晴れていれば富士山を見ながら走る事が出来ます。海が見るのは江の島に通じる弁天橋の上くらいですが、湘南の海岸沿いを走ってるという満足感を感じる事が出来ます。

距離が10マイル(16㎞)と短いので、記録更新が目的でない様なファンランナーでも気軽に参加できます。 そのため仲間を誘い易く、毎年大勢で参加しています。

大会後に皆で藤沢駅の定食屋に行き、打ち上げをするのが楽しみのひとつとなっています。今年は大雨に見舞われてツライ大会になってしまいましたが、打ち上げではいつも通り盛り上がり、結果今回も楽しい大会になりました♪
立川シティーハーフマラソン
この大会は大学生のユニバーシアード大会代表選考を兼ねた大会という事もあり、会場では正月の箱根駅伝で活躍した選手達や監督を見かける事があります。
そんなエリート選手と同じ舞台で走る事がこの大会の楽しみでもありますが、毎回スタート直後の周回コース2周目で、アッという間に先頭集団に追い抜かれます。

しかし、折り返しが多いコースなので、その後も何度か学生達の本気走りを間近で見る事ができ、ファンランナーの自分でもとても刺激になります。
コースは昭和記念公園に隣接する陸上自衛隊駐屯地からスタートし、公道を走った後、ラスト8㎞で公園内を走ります。 基本的にフラットなコースなのですが、公園内に入ってからの地味なアップダウンが疲れ始めた足には結構こたえます。 それに耐えて、最後までペースを落とさずに走り切れると満足のいく大会となるのですが、毎回ココロが折れてペースが落ちてしまいがちです。

それでも、大会後のラン仲間達との打上げではその苦しさを酒の肴にして大盛り上がりします。 今年は新型コロナの影響で残念ながら中止になってしまいましたが、来年を楽しみにしています!
京王駅伝フェスティバル
調布にある「味の素スタジアム」で開催される、名前の通りお祭り(フェスティバル)的なランニングイベントです。ヨチヨチ歩きの赤ちゃんから、小学生・親子など家族で楽しめる種目が用意され、毎年駅伝20㎞(4人1組)の部に数チームで参加しています。

多分、この日が一年で最も心拍数が上がる日だと思います。 いつも通り楽しんで走ろうと思ってはいるのですが、どうしても「チームの足を引っ張りたくない」という思いから、プレッシャーを感じペース配分も何も考えずに猛ダッシュしてしまいます。(結局は後半で後悔するのですが)
駅伝大会の面白いところは、老若男女問わず走力も異なるラン仲間同士で大体同じタイムになりそうなチーム編成を作り、競い合える事です。同じ趣味を持つ大人の運動会といった感じで、とても楽しめます。

私はランニング種目の中では駅伝が一番面白い種目だと思っています。 もしオリンピックの正式種目になったらさぞかし盛り上がるだろうに…。
海と緑のリレーマラソン
残念ながら東京オリンピック会場整備工事のため、会場のお台場潮風公園が使えなくなったため、現在は無くなってしまった大会です。こちらも上で紹介した駅伝の様な大会ですが、4人1チームで1周2.5㎞弱のコースをトータル42.195㎞走るリレーマラソンです。
この大会の面白いのは1人の走る距離と回数に制約が無いため、走力に自身のあるメンバーは何周走ってもいいし、普段それほど走られていないメンバーは1周走る度に交代しても構わないところです。 また公園内の短い周回コースなので、自分が走っていない時でも懸命に走っている仲間を常に応援できるので、大会中も非常に盛り上がります。
お台場の海を見ながら走れるというロケーションも、楽しかったポイントです。

この大会は、これからランニングを始めるきっかけを探している人にランニングの楽しさを感じてもらうのに、とても誘い易い大会でした。
同じようなルールの大会は他でも開催されていますが、会場の場所や雰囲気、1周の距離など、多くの点で程よい大会でした。 オリンピック会場整備工事が完了したら、是非また開催してほしいです。
まとめ
以上、これまで30近くの大会に参加してきた中で特に印象に残った5大会でした。
フルマラソンの大会にも毎年1回は参加していますが、特に印象深かった大会の上位5大会には入っていません。決して印象が薄かったという事ではありませんが、「楽しめた」という点では残念ながら上記5大会には及びませんでした。
理由ははっきりしています。
マラソン大会に限らず、私が楽しみにしてるイベントの日は、結構な確率で雨が降ります。そう、雨男です…。

これまで参加したマラソン大会の3割以上は雨天でした。 その中でもフルマラソン大会で晴天で走れたのは、「湘南国際マラソン」くらいで、それ以外のフルマラソン大会は、雨かひどい時は雪がぱらついてる事もありました。良くてもかなりドンヨリとした曇りです。
マラソン大会は一般的に寒い時期に開催される事が多いので、寒い日の冷たい雨には、かなりモチベーションが下がります。
去年(2019年)、落選し続けていた東京マラソンに、念願叶って初出場する事が出来たのですが、大会始まって以来の雨天開催となってしまいました…。

雨は嫌いではないのですが、大会は晴れた日に走りたい!東京高円寺に「気象神社」という場所があるそうなので、次回大会前には参拝してこようかと思っています。(私と同じ大会に参加される方々のためにも)

最後まで読んで頂きありがとうございます。
この記事を楽しんで頂けたら嬉しいです!
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