こんにちは!わらランです。
2022年もアッと間に2か月が過ぎてしまいましたね…(汗)
ランナーの皆さん元気に走られていますでしょうか?
さて、去年2021年は前年から続くコロナ騒動で多くの大会イベントが中止もしくはオンライン開催となってしまいました。
そして今年も年初からの感染者数急増に伴い多くのマラソン大会が相次ぎ中止となり目標を見失ってモチベーションの下がったランナーさんも多いのではないでしょうか?私も今年(2022年)参加予定だったマラソン大会が軒並み中止となり非常にガッカリしてしまいます。
幸いファンランは習慣化しているので日々楽しく走る事は出来ていますが…今年のフルマラソン大会で目標にしていたサブ3.5に対するモチベーションはすっかり下がってしまい、今の状態では達成出来る気が全くしません…。
早くこの騒動が明けて、大勢のランナーさんと切磋琢磨しながら楽しく走れる日が戻ってきて欲しいものです。
さて今回は2021年多くの大会が中止になる中、主催者の方々のご尽力により開催され私が無事参加出来た2つのトレラン大会についてご紹介させて頂きたいと思います。
参加する事が出来たトレラン大会
2021年は2つのトレラン大会に参加する事が出来たのですが、実は私にとってこれが初めてのトレイルランの大会でした。
ランニングを始める以前から登山が趣味だったので山や森の中を走るトレイルランニングに興味はあったのですが、逆に険しい山道の大変さと怪我や事故のリスクについても身に染みて分かっていたので以前はトレラン大会参加には躊躇していました。
しかし、コロナ禍で相次ぐマラソン大会の中止や仲間で集まって走る機会がほぼ無くなってしまいランイベントへの参加欲求が高まっていました。
そんな時トレランをしている知人から大会参加を誘われたので大喜びで参加を即決してしまいました。
実はコロナ騒動以来、森の中や里山・谷戸などの不整地コースを走る機会が増えていたので「トレイルランも案外いけるかも⁉️」と勘違いしていたという事もあります。(笑)
初のトレラン大会!第23回青梅高水国際トレイルラン
この大会は東京都青梅市の里山を走る大会です。
「KFCトライアスロンクラブ」という団体が主催のイベントで種目は32kmの部と19kmの部がありました。
初のトレラン大会という事もあり調子に乗っていても小心者の私は知人の多くがエントリーした32kmの部では無く19kmの部でのエントリーにしました。
この大会には妻もエントリーしたので夫婦で初のトレラン大会となりました。

大会当日(2021年4月4日)会場のある青梅までは電車で向かいました。
トレラン大会と言うと駅から離れた場所が会場になってるイメージでしたが、この大会はJR青梅駅から会場のある広場まで歩いて数分で行けるのでとても助かりました。
会場入り口で検温と手の消毒を行い中に入ると既に多くのランナーが準備をしていました♪

募集定員は32km・19km各600人の合わせて1200人。
コロナ感染対策ということで応募者数を例年の半数という事でしたが、これだけ大勢のランナーが集まる光景を久しぶりに見てワクワクした事をハッキリ覚えています。
スタート15分前、主催者の挨拶と注意事項の説明の後にこの大会の名物となっているエアロビ体操が始まりました。
リズム感の無い私はかなり恥ずかしい動きをしていたと思いますが、この体操のおかげで緊張感がほぐれ体も温まって良い状態でスタートラインに並ぶ事が出来ました♪
そしていよいよスタート!
32kmの部も19kmの部も同時スタートですが感染対策という事で50人ずつのウェーブスタート。

コース中盤に制限時間の関門が設けられていた事もありますが、テンションが上がっていた私はスタートと同時に少々飛ばし気味で走り始めました。
最初の2〜3kmは比較的走り易い砂利道の登り坂を良いペースで走れたので無理な追い越し禁止の林道に入る頃には比較的前の方まで行く事が出来ました。
が…チョット集中力が途切れた瞬間、木の根に足を取られスタートから30分もしないうちに顔面から転倒して左目下を木の根に強打❕
幸い多少の出血と鈍痛を感じる程度だったのですぐに立ち上がり走り始めましたが、あと数センチズレていたら失明しかねなかったと思うとゾッとします(汗)
やはりトレランは怖いなと思った瞬間でした。
さて、キツイ林道を登りきると今度は舗装路の長い下りに入るのですが、小さな歩幅で巧みな足捌きをするガチのトレイルランナーと違い大股で雑に歩を進める私にはこの下り舗装路はタイムを稼げるラッキーポイントでした。
しかもこの下りの舗装路が思いのほか長く、だいぶタイムを稼ぐ事が出来たのです。
坂を下りきってしばらく不整地を進むと折り返し地点、そのまま竹藪の不整地を登り農家の脇道を通り抜けると先ほど駆け降りてきた舗装路の途中に出るのでそこからは坂道を逆方向に駆け登って行きます。
舗装路を昇り終えるとコース終盤の林道コース、ペース配分を考えず走り続けてきた私はこの辺りから徐々にペースが落ちてきましたが、気力を振り絞って何とか最後まで走りきる事できました。
リザルト(結果)は後日大会HPに掲載でしたが、全体で29位・年代別3位入賞という私にとっては上出来な成績を残す事が出来ました。
思いのほか舗装路が長くなんちゃってトレランナーの私にとってはタイムを稼ぎやすいコースだったのが幸いした結果だと思います。
何より19kmの部だからこその成績であり32kmの部を走っていればこうはいかなかったのは次の大会で思い知らせる事になります。

第7回TOKYO八峰マウンテントレイル
初トレイル大会で思いのほか良い成績を残せて気を良くしたお調子者の私はもう少し長い距離を走ってみたいと思っていました。
そんな折、またしても同じ知人から誘われたのが「TOKYO八峰マウンテントレイル」。
勿論今回も迷わず迷わず即エントリー(笑)
この大会も前回同様「KFCトライアスロンクラブ」の主催する大会で、八王子市の高尾周辺の山々を駆け巡るレースです。
参加者数は800人以上、そして今回は30kmの部1種目のみ!
エントリー直後は浮かれていたのですが…時間が経って冷静になってくると「本当に山道を30㎞も走り切れるのか?」と不安になってコースの一部を何度か下見ランに行ってしまいました。
そしてレース当日、JR高尾駅から運営側が用意してくれた貸切バスで集合場所(スタート地点)の「夕やけ小やけふれあいの里」へ。
この日(2021年12月19日)天気予報では八王子市の朝の気温は氷点下、しかも少し標高の高い場所にある会場付近はかなりの冷え込みでした。
到着してすぐ仲間とストーブが設置されていいる更衣室テントの奥に陣取りましたが、大きいテントの中央に小さなストーブひとつではなかなか暖まりませんでした。

ただ、混雑するかと思っていたテント内は意外と空いていて寒いながらものんびりと準備と準備出来たのは良かったと思います。
多くのランナーの皆さんは陽の当たる場所でウォーミングアップでもして体を温めていたのかな?
さて今回も数十人ずつのウェーブスタート、5番目くらいのウェーブ位置で並んでいると大会主催者からの簡単の注意事項の説明の後に何とゲストランナーの鏑木毅さんが登場!
とても同い年とは思えないほどシュっとしてカッコイイい方でした❤

ん〜……私も頑張らねば!!と思いながらレーススタート!
30kmのトレイルラン、実走距離は約28km。
第一関門のある和田峠までの約8.5kmはひたすら登りの舗装路、またしてもなんちゃってトレランナーの私がタイムを稼げるのはここしか無いと思い、今回もペース配分無視のスタートダッシュ(笑)
ガチのトレランナーさんからしたらドシロートなペース配分ですが、このスタートダッシュのおかげで今回も比較的良い位置で未舗装路の林道コースへと入って行く事が出来ました。
しかし調子良く走れたのはここまで。
まだ脚には余力があったものの、これ以降はペース配分をしっかり考えて走られてるランナーさんに追い抜かれる事が徐々に増えてきました。
追い抜かれる度にしばらく喰らい付いて走るのですが、長くは続かず置いて行かれるばかり…。
そんな事を何度か繰り返しコース中盤の大垂水峠を越えた辺りから太腿裏の筋肉が攣そうになり、いよいよ走り続けるのが辛くなってきました。
一人で走っていれば心が折れて歩いてしまう場面でしたが、近くを懸命に走るランナーさん達の姿に力をもらい何とか草戸山付近まで歩かずに走り続ける事ができました。
同じゴールに向かって懸命に走るランナーさんがすぐ近くにいる事で自分も実力以上の力が出せる、これこそリアル大会の醍醐味ですね♪
おかげで、ラスト5㎞辺りまではそれほど順位を落とさず通過する事が出来ました。

が…ここらで足はもう限界。
走っては少し歩くの繰り返しから徐々に歩く時間が長くなりゴール1〜2km手前からはらは走ろうとすると両足のあらゆる筋肉が攣るようになってしまい完全歩きに…。
平坦な道のちょっとした小石にさえ足が上がらず躓く様になってしまいました。
そして息も絶え絶えという感じで何とかゴール。
何も考えないペース配分と脚力不足、自分の力不足を痛感する大会となってしまいました。

後日公開されたリザルト(結果)では総合98位・年代別13位、レース終盤ほぼ歩いてしまった事を考えれば健闘した方ではありますが…やはり20km以上のコースではなんちゃってトレランナーの走りが通用しない事がよくわかりました。
今後は調子に乗らずしっかり練習して最後まで走り続けられるように頑張ります!

まとめ
多くの大会が中止もしくはオンライン開催となる中、関係者のご尽力によリ開催された2つの大会に参加出来た事に心から感謝申し上げます。
本当にありがとうございます。
2022年も無事開催されれば同じ大会に参加させて頂く予定です。
次回はちゃんと最後まで走り続けて笑顔でゴール出来るよう日々コツコツと練習していこうと思います。


最後まで読んで頂きありがとうございます。
この記事を楽しんで頂けたら嬉しいです!
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